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【書評】「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ|落合務 (著)|講談社 – ノビテクマガジン編集部の本棚
【「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ】書評 落合務・著 講談社
本日ご紹介する本は、「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピです。
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「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ
落合務 (著)|講談社
おいしいイタリアンが食べたい!作りたい!けど…パスタってどうしても上手にできない…。
という私にとっては、とてもとてもハードルの高い本でしたが、
ただ、本を読んでご紹介するだけではつまらない!!!と思い、
ここは一念発起!!頑張って料理を作ってみました!!
ボンゴレ、えびとトマトクリームパスタ、カルボナーラ、ミートソース、白身魚のカルパッチョ、魚介のサラダ、鶏肉のグリル、ポークカツレツ、いちごのムース、フルーツのガスパチョ…
目次を眺めているだけでおなかがすいてきてしまい、どれもこれも落合シェフのレストランに今すぐ行って食べてしまいたい!!衝動に駆られてしまうこの本ですが、そこはグッとガマンして、どれを作るか真剣に吟味!!
今回は、カルボナーラを選択!
カルボナーラ…それは、バラバラーナ…というぐらいの残念な姿のパスタができてしまう確率がとても高い、難しいパスタというイメージが強い食べ物。。。
でも、あえて、それに挑戦しようと思いました!
なぜなら、子どもが大好きだからです!!これがうまく作れたら、確実に残さず食べてくれるはず!!!笑
まずは、じっくり熟読。。。
この本の帯に書かれている、
「この本読んだら絶対おいしくできるから、やってみてよ」
「さらにおいしく、さらにカンタンになったイタリアンレシピ完成版!」
という文字に、じわじわプレッシャーをかけられますが…ぐっとこらえ、熟読します。
料理する際の超重要ポイントが一番最初に書いてあるので、ひたすら熟読。
とても分かりやすく書いてあり、要は
火からおろす→混ぜる→火にかける→火からおろす→混ぜる…を繰り返す!
ということなので、材料を手元にそろえて一気に調理です。
・パンチェッタ(ないのでただのベーコン)をカリカリにして
・パスタをゆでて
・卵液を作って
・フライパンでパスタと卵液を絡める!!(ここからは写真アリです)
レシピ通り、火を消してパスタ&卵液を投入…したけど、固まらない!!おお~!
と思いつつ、レシピに従い火をつけると、下の方が固まってくる、ゴムべらで混ぜる・・・
固まる、ゴムべらで混ぜる、たまに火からおろす、火にかける、固まる、ゴムべらで混ぜる、たまに火からおろす…を繰り返して、自分の好きな固さでストップ!!
あとは、一番最初に作成したカリカリベーコンと黒コショウをぱぱっと散らして…
完成!!!!
我ながら、ちょっとうまくできて感動しました。(でも、家族からは「お腹すいたコールの嵐…」)
1品作ってみて思いました。
この本のとても良いところは、すごくすごく基本なんだけれど、とても大事なことがちゃんと最初に書かれていることです。
最初のまえがきのようなところでも、
“「レシピ通りに作る」んじゃなくて、「理屈」を知ってほしいんです。そうすれば料理は絶対にうまくなる。”
と書かれている通り、
ここをちゃんとしないとおいしくならないよ!
これをしっかりやる事がおいしさのポイント!
ということがパスタ、前菜、グリル、ドルチェの分野ごとと、それぞれの料理の一番最初に分かりやすく解説されています。
それこそ、パスタをゆでる時に塩が必要な理由から、お湯の沸き加減、おいしさの決め手の水とオイルを乳化させる方法や、魚も鳥も豚も一緒の焼き方のポイントのことなど、ちゃんとおいしく作るためのコツが、しっかりたくさん書かれているので、初めてつくっても書かれている通りに作ればとてもおいしく作ることができると思います。(私はカルボナーラうまく作れました!)
おいしいイタリアンを食べたいけど、うまく作れない!!
と悩んでいる人には、とてもオススメの一冊です。
落合務シェフ、ありがとうございます!!!カルボナーラ…難しいと思っていたけれど、とても簡単で、ちょっとびっくりしました。
他の料理にも挑戦してみます!
余談…
子ども用は、黒コショウをせずに出したら大好評でした。
でも、ハートの形のごはんも食べたい!!という謎のリクエストで、パスタ(炭水化物)×ごはん(炭水化物)というステキな組み合わせの夕飯となってしまいました。トホホ…
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「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ
落合務 (著)|講談社