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前田鎌利【目次】相手に伝わるプレゼン資料作成のポイント
【コラムジャンル】
2020年04月17日
相手に伝わるプレゼン資料作成のポイント
プレゼンテーション能力は、現代のビジネスパーソンにとって欠かせないスキルだ。高ければ高いほど、取引先を説得して新規案件の受注を得たり、上司や同僚をうまく巻き込んでプロジェクトを前進させることがたやすくなるからである。そこで今回は、ソフトバンク時代に孫正義氏の社外プレゼン資料作りを担当し、現在は年間200社を超える企業でプレゼン研修や講演を行っている前田鎌利氏に、聞き手の心を動かし、プレゼンを成功に導く資料の作り方を訊いた。
白谷輝英≫ 文 櫻井健司≫ 写真
(※本記事は、2020年1月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。)
前田鎌利(まえだ かまり))
株式会社 固 代表取締役、一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事
1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業後、通信業界でキャリアを積む。
2010年、ソフトバンクグループが創設した後継者育成学校「ソフトバンクアカデミア」の第1期生に選ばれ、プレゼンテーションで第1位を獲得。さらに、孫氏の社外向けプレゼン資料づくりも担当した。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役やソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍した後、2013年に独立。現在はさまざまな企業で講演・研修を行うかたわら、書家としても活動。2018年には一般社団法人プレゼンテーション協会を設立し、代表理事も務めている。著書に『社内プレゼンの資料作成術』『プレゼン資料のデザイン図鑑』(いずれもダイヤモンド社刊)など多数。
共感と信頼なくしてプレゼン成功はなし
プレゼンテーションに苦手意識を持つビジネスパーソンは、決して少なくない。なかでも難関なのが社外プレゼンだ。言いたいことがうまく伝わらなかったり、相手が飽きたりして社外プレゼンが失敗に終わり、落ち込んだ経験はかなりの人が持っていることだろう。社外向けプレゼンは、なぜ難しいのか。『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)などの著者である前田鎌利氏は…
≫ 前田鎌利【第1回】相手に伝わるプレゼン資料作成のポイント
資料をレベルアップさせる鉄則とは
説得力のあるプレゼン資料を作るためには、たくさんのノウハウがある。そのうちのいくつかをご紹介しよう。①1枚のスライドにグラフは1つまで1枚のスライドに複数のメッセージを盛り込むと、聞き手はどうしても混乱してしまう。そこで、1枚のスライドには1つのメッセージしか盛り込まないというのが大原則だ。…
≫ 前田鎌利【第2回】相手に伝わるプレゼン資料作成のポイント