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ジム・バグノーラ【第3回】日本企業への私の提言 – ビジネスと人生を豊かにするリーダーシップ
【コラムジャンル】
グローバル , コンセプト , ジム・バグノーラ , ビジネス , リーダーシップ , 人生 , 企業 , 変革 , 提言 , 文化 , 日本企業 , 最終回 , 第3回 , 講演依頼 , 豊か , 連載 , 風土
2016年11月02日
ビジネスと人生を豊かにするリーダーシップ
~Leading is Everybody’s Business~
『どうすれば社員をやる気にさせるか?』4半世紀にわたる研究成果を活用して、[Leading is Everybody’s Business]のコンセプトをどのように企業の風土・文化変革につなげていくのか。
世界でも600人ほどのプロ講演家にしか与えられていない資格「公認講演プロフェッショナル(CSP)」資格を取得し、2007年から2010年の「世界のリーダーシップ・プロフェッショナル・トップ30」のリストにも選出されているジム・バグノーラ氏。
彼は、25年以上にわたり、世界中でリーダーシップ、ストレスマネジメント、顧客サービス、コーチング、変化といった話題について、心と体の繋がりという観点から講演、コーチ、教育しており、リーダーシップと心と体のマネジメントの専門家です。彼は特に、健康、幸福、成功、指導力に対する思考パターンの影響を重視しており、彼の焦点は「人生のプロフェッショナル」を育てること。そんなジム・バグノーラ氏に今回は、リーダーシップについて語っていただいた。
(意訳:藤井義彦 氏)
[Leading is Everybody's Business]のコンセプトをどのように企業の風土・文化変革につなげていくのか
『どうすれば社員をやる気にさせるか?』4半世紀にわたる研究成果を活用して、[Leading is Everybody’s Business]のコンセプトをどのように企業の風土・文化変革につなげていくのか、下記を提案したい。
① 各人のキャパシッティ(容量)を増やそう。
ハード(脳の生理)とソフト(競合より素早く学ぶ。継続的学習者になる)をグレードアップする。そのためには瞑想を学ぶ(参考図書:『瞑想を力に』藤井義彦著,知玄社)
② 健康な組織作りに留意する。
高いエネルギーレベル。最小の混乱。最高の透明性。価値ある社員が退職しない。リピート客の多さ。社内政治なし。
③ 社員は、健康にプライオリティを置く。
心と体を如何に輝かせ、生産性を挙げるか?
(参考図書:「人生のプロフェショナル思考:ジムバグノーラ著、藤井義彦監修。経済界」
④ [Becoming Professional Human Being]「Leading is Everybody’s Business」等
GLCの提供するコースを受講する。組織の全てのレベルにリーダーを育成することが重要だ。これからは知識労働者とともに、人間関係エクスパートの時代に突入している。ピータードラッガーは、知識労働者の時代の到来を明らかにしたが、これからの時代は知識労働者が担ってきた仕事の大半はAI(人工知能)が取って替わってしまう.しかしAIは人間関係構築を担うことができない。連携やパートナーシップ構築を学んでいこう。
⑤ グローバルになろう。
・文化の多様性を尊重しよう。加えて女性の創造力と知識を活用して、責任ある地位に昇進させよう。
・英語を学んでください。
英国の植民地政策のお陰で、英語はグローバルなビジネス言語になった。その面でアメリカ人の私は、アメリカが英国の植民地であったことでラッキーなのかもしれない。
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グローバルな視点でのリーダーシップの講演ができるリーダーシップ・グレープ・インターナショナル会長
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