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目標をたてたもののいつも達成できてない…という方へ【書評】絶対に達成する技術|永谷研一 (著)|KADOKAWA/中経出版 – ノビテクマガジン編集部の本棚
【コラムジャンル】
OJT , PDCFA , PDCFAサイクル , ノビテクマガジン編集部 , ビジネススキル , まる , 人材育成 , 問題解決 , 書評 , 本棚 , 永谷研一 , 目標達成 , 研修 , 絶対に達成する技術 , 習慣化 , 行動計画
2016年09月20日
なぜ目標が達成できないのか!?
1ヶ月で4キロ、1週間に1キロずつ痩せるはずだったのに…痩せてない!!
1日3ページずつ勉強すれば、資格試験までには終わっていたはずなのにー!!
英語を毎日10分勉強する…計画だったんだけどなぁ…
ということを経験されている方は多いのではないでしょうか?
そして、計画だおれになるたびに、
自分は、なんて根性が足りないんだ。
何をやっても続かないなんて、自分は本当にできないヤツだ。
などと嘆いている人も多いのでは?
今回ご紹介する本は、子どもの頃を思い出すと、夏休みの宿題を「毎日3ページやって、7月中に全部終わらせるぞ!」ということを考えていたものの、8月31日に泣きそうになりながら必死にやっていた…という記憶がある人は必読の本、『絶対に達成する技術(中径出版)永谷研一著』です。
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絶対に達成する技術
永谷研一 (著)|KADOKAWA/中経出版
最初に立てた目標を達成するのは、なぜこんなに難しいのでしょうか?
7年間、のべ1万人以上の行動実践データの追跡調査を行い「いつも目標達成する人」の特性を突き止めた永谷氏いわく、“目標を達成するために本当に必要なのは、目標を達成するための基礎的な技術(スキル)”“目標を達成するには、気合も精神力も根性論も、まったく役に立ちません。”とのこと。
では、どうすれば目標は達成されるのでしょうか?『絶対に達成する技術(中径出版)』をみてみましょう。
この本では、“達成できないスパイラルから抜け出す”方法が書かれています。
大きくは5つの要素が目標達成には必要なのです。
その要素は下記の5つです。
目標を立てる技術
行動を続ける技術
行動を振り返る技術
人から吸収する技術
行動を変える技術
その中でも、私は「行動を続ける技術」の
“ゼロから新たに何かをしようとするな!行動は「ついでに」やれ”
というのが、すごくすごく今までの失敗の数々を思い出されました。
新しく何かをしようと目標を立てるときに、「毎日●●する」や「毎週●●する」というように、多くの人は今までの生活に新しく目標を達成するための行動を追加していくと思います。でも、それ自体が目標倒れになる原因だ!と永谷氏はいうのです。新しく始めるのではなく、“すでに習慣化していることにくっつけて、「ついでに」してしまう”ことが、行動を継続させていくためには大事だと本書の中で語られています。これは、ビジネスの行動にも生かせるなぁ…と思いました。
誰にでもある、「習慣化している行動」にくっつけて「新しい行動」を「ついでに」行うようにする。すると、そのためにしなければならない準備や行動が分かります。
お風呂に入る「ついでに」体重計に乗る → 脱衣所に体重計を用意しておく
通勤の「ついでに」勉強をする → 通勤カバンに勉強道具をいれておく
朝のあいさつの「ついでに」その人の良いところを言ってあげる
お客様に会う「ついでに」自社製品の満足度を聞く
など、食事をとる、あいさつする、通勤する、会議に参加する、報連相をする…など、意外と習慣化してる行動は多くあります。習慣化されている行動の「ついでに」くっつけると、楽に行動が継続できるそうです。とても、現実的かつ、今すぐ実行できそうな感じがしますよね。
このように、本書では目標達成するための技術(スキル)が分かりやすく、簡単に紹介されています。この達成するための技術を活用して、ぜひ目標達成してみましょう。『何をやっても続かない!!』と嘆いている人はもちろん、仕事を円滑に進めたい!!と思っている方にもオススメです。
いや~それにしても、自分の日頃の行いを反省しまくってしまいました…”ついでに行動!”で、今度こそ目標を達成したいと思います!!
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永谷研一 (著)|KADOKAWA/中経出版