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坪田順子【第3回】コーチングとの出会いで葛藤だらけの毎日に希望の光が。 – コレが私の生き方を決めた!
3回目となる今回は、有限会社ベンティレイト 代表取締役 坪田順子さんにお話しを伺いました。
この企画では、「コレが私の生き方を決めた!」と題し、様々なビジネスパーソンの方に、過去に起きた出来事から現在までを振り返っていただき、重大な決断をしたエピソードなどをうかがっていきます。
(※本記事は、2014年10月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。
記事中の年齢、肩書きなどは2014年取材時のものです。)
有限会社ベンティレイト 代表取締役
坪田 順子さん
愛知県出身。モデルを経て1996年に店舗経営、人材派遣、イベント企画会社を立ち上げるも2000年に経営を断念、コーチングの道に。2005年に有限会社ベンティレイトを法人化し代表取締役に就任。企業風土改革のためのエグゼクティブコーチング、リーダー層グループコーチング、研修などに関わる。リーダーにはスキル以上に在り方が重要という考えのもと、リーダーとしての在り方についてのコーチングをしている。
著書に『ポジティブシャワー』(扶桑社)。
コーチングとの出会いで、葛藤だらけの毎日に希望の光が。
Q1 ご経歴と、現在のお仕事を教えてください。
学生時代から26歳までモデルの仕事をなんとなく続けていましたが、将来を見据えて飲食店の経営に3年間従事しました。29歳の時に2児を抱えて離婚したことをきっかけにコーチングの勉強を始め、プロフェッショナルコーチとしての活動をスタート。徐々に企業様の研修やコーチングを担当させてもらえるようになり、2005年に法人化して現在9期目になります。
Q2 日常生活(仕事)で嬉しかったエピソードは?
研修に参加してくれた受講者の方がコーチングの世界に興味を持ってくれた時が嬉しいですね。それをきっかけに新しい仲間が増えるのも嬉しいです。また、自分にとって難易度が高いなと感じるお仕事をご依頼いただけた時には俄然やる気が出ます。M魂に火がつくようですね…(笑)。
Q3 「過去のワタシ」を振り返って・・・
思い返せば、いつも気持ちが先走って焦りと苛立ちばかりだったような気がします。もっと落ち着いてゆっくりと子育てをしたらよかったなと思うこともありますが、未熟な自分なりに頑張ってきたことなので後悔はありません。ただ、勉強はもっとしていたらよかったですね。実は今大学に入り直して一年生をしています。
Q4 過去に重大な決断をしたエピソードは?
仕事上の先輩で、気分屋のために機嫌が悪い時にはパワハラ・モラハラで周りに嫌な思いをさせてしまう方を、「人としてどうなんだろう」と内心思っていました。ですが仕事面ではとても優秀な方で、私の仕事のサポートもしてくださっていたため、なかなかその人に対して拒否をすることができずに日々を過ごしていました。ある時意を決して「NO」と言ったことで、自分がそれまでどんなに窮屈な思いをしていたかに気付きました。自分の心に嘘をつかずにありのままに素直に表現するというのは「言うは易く行うは難し」だなと痛感。自分が変われば見える世界も変わりますね。今では、私を変えてくれたこの方にとっても感謝しています。