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言葉のチカラ【第2回】伊藤華英氏の正直・山田雅人氏の励まし – プロがやれる気になった言葉たち~様々な道のプロが、様々な場面でやれる気をもらった言葉とは…~
やれる気とは
「言葉のチカラがやれる気を引き出す」
「やれる気」とは、言葉の通り、”やれる“という気持ちです。言葉には、力があります。承認の言葉や、応援する言葉で、人の心を動かし”やれる気“にさせることで、人を、日本を、やる気に、そして元気にさせていきます。
株式会社ノビテク 代表取締役
ノビテクマガジン発行人
大林伸安
※この記事は、2017年10月1日発行のノビテクマガジン発行時に収録した内容の再掲です。記事中の年齢、肩書きなどは2017年取材時のものです。
伊藤華英氏がやれる気になった言葉
他人は騙せても自分は騙せない
Episode
自分の現役時代のコーチに言われた一言です。
頑張れた自分を知っているのも自分だし、頑張れない自分を知っているのも自分。
「自分に正直に、真摯に何事も向き合おう」そう思える一言でした。
そのときは、アテネ五輪出場を逃していたので、自分にとっては、教訓となった言葉です。
伊藤華英(いとう・はなえ)
北京・ロンドンオリンピック競泳日本代表
15歳で日本選手権に出場。2008年100m背泳ぎで日本記録、同年の北京オリンピックで背泳ぎ100m 8位、200m 12位。自由形に転向して日本代表選手として、世界選手権・アジア大会で数々のメダルを獲得。2012年ロンドンオリンピックに出場。現役引退後、水泳とピラティスの素晴らしさを伝える活動と、順天堂大学大学院にて精神保健学を専攻。理論とアスリートの経験から、働く人の心と身体の健康を守るメンタルタフネスやモチベーションマネジメントの講演を行っている。
山田雅人氏がやれる気になった言葉
富士の山にも上りあり下りあり
Episode
私が22歳の時、松竹新喜劇のオーディン最終選考で落ちた時、藤山寛美先生からこの言葉をかけていただきました。
「今日はあかんかったけど、またおいで。あきらめんと。帰りにあたたかいうどんでも食べて帰り」と1,000円入った封筒をいただきました。
人生下っていると思っていても上っているかもしれない、教訓を教えていただいたと思っています。
同年、違うオーディションで私は、芸能界入りを果たしました。その時一番喜んでくださったのが、藤山寛美先生でした。
山田雅人(やまだ・まさと)
タレント
大阪市大正区出身。1983年に芸能活動を開始し、現在もタレント・俳優として幅広く活躍中。その傍ら、自らスポーツ・映画・人物・名勝負など取材を重ね、2009年よりひとり舞台「かたり」を定期的に公演。その軌跡の物語に隠れた人間ドラマをマイク一本で伝える、落語でも漫談でも一人芝居でもない話芸「かたり」を舞台やメディアなどで披露している。
10月30日開催 日本を盛り上げるスポーツトークライブ
メダリスト、アナウンサー、タレントがスポーツトークライブ!2020年のオリンピックに向けた日本を盛り上げる言葉のイベント。それが、「スポーツトークライブ ”やれる気”心を動かす言葉のチカラ」です。
イベントキーワード yareruki 2020 でも検索できます。