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言葉のチカラ【第3回】松本和也氏の導き・増原裕子氏のリーダーシップ- プロがやれる気になった言葉たち~様々な道のプロが、様々な場面でやれる気をもらった言葉とは…~
やれる気とは
「言葉のチカラがやれる気を引き出す」
「やれる気」とは、言葉の通り、”やれる“という気持ちです。言葉には、力があります。承認の言葉や、応援する言葉で、人の心を動かし”やれる気“にさせることで、人を、日本を、やる気に、そして元気にさせていきます。
株式会社ノビテク 代表取締役
ノビテクマガジン発行人
大林伸安
※この記事は、2017年10月1日発行のノビテクマガジン発行時に収録した内容の再掲です。記事中の年齢、肩書きなどは2017年取材時のものです。
松本和也氏がやれる気になった言葉
おまえのしゃべりは『立て板に氷水』だ
Episode
NHKの新人アナウンサー時代、「アナウンサーは間違いなく、流ちょうに話せることこそ重要」と思い込み、自分がすらすらしゃべれていることに満足していた松本に、大先輩のエグゼクティブアナウンサーが言ったことば。
「立て板に水ならまだしも、ツルツルすべってひっかかりもなく心に残らない」という意味。
新人にしては上手だと周囲からいわれ、調子に乗っていた時にわかりやすく実直に伝えるよう導いていただいた。
松本和也(まつもと・かずや)
フリーアナウンサー
1991年NHKにアナウンサーとして入局。奈良・福井の各放送局を経て、東京アナウンス室勤務。2016年6月退職。現在、株式会社マツモトメソッド代表取締役。アナウンサー時代の主な担当番組は、「英語でしゃべらナイト」司会、「NHK紅白歌合戦」総合司会、「NHKのど自慢」司会、「大河ドラマ『北条時宗』」等のナレーター、「シドニーパラリンピック開会式・閉会式」実況、報道番組のキャスターなど様々な経験を元にした講演が好評。
増原裕子氏がやれる気になった言葉
あなたのリーダーシップによってみんな救われているよ
Episode
本気でダイバーシティ社会をつくっていきたいと思い、とくに企業のLGBT対応にフォーカスして、研修などを中心にLGBT施策の推進支援を手がけています。
あるとき、尊敬する人生の先輩で、レズビアンであることをほとんど周囲にカミングアウトしていない方から、このメッセージをいただきました。
この日以降、リーダーシップを強烈に意識して人生にあらためて向き合い始めたら、見える景色がどんどん広がっていきました。外からリーダーシップに気づかせてくれた、大切な言葉です。
増原裕子(ますはら・ひろこ)
LGBTコンサルタント 株式会社トロワ・クルール 代表取締役
慶應大学大学院修士課程、慶應大学文学部卒業。ジュネーブ公館、会計事務所、IT会社勤務を経て起業。2013年、東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ国内外で話題に。2015年渋谷区同性パートナーシップ証明書交付第1号。ダイバーシティ経営の一環としてのLGBT施策推進支援を手がける。経営層、管理職、人事担当者、営業職、労働組合員等を対象としたLGBT研修の実績多数。著書に『同性婚のリアル』等4冊がある。
10月30日開催 日本を盛り上げるスポーツトークライブ
メダリスト、アナウンサー、タレントがスポーツトークライブ!2020年のオリンピックに向けた日本を盛り上げる言葉のイベント。それが、「スポーツトークライブ ”やれる気”心を動かす言葉のチカラ」です。
イベントキーワード yareruki 2020 でも検索できます。