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【書評】いつまでも会社があると思うなよ!|川島高之 (著)|PHP研究所 – ノビテクマガジン編集部の本棚
ここ数年、「イクボス」というキーワードを耳にする機会が増えてきました。
「イクボス」とは、部下の私生活に配慮しながら、業績目標を達成させるという「新しい管理職像」とのこと。
今回ご紹介する書籍は、
NPO法人ファザーリングジャパンの理事を務め、これからの時代の新しいマネジメント・スタイル(管理職像)を世に広めるべくご活躍されている、川島高之氏の最新刊「いつまでも会社があると思うなよ!」です。
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いつまでも会社があると思うなよ!
川島高之 (著)|PHP研究所
“ワークライフバランス”という言葉を聞いて、女性の仕事のスタイルを思い浮かべる方は少なからずいらっしゃるのではないのでしょうか。
仕事と育児や家庭の両立は女性が頑張るもの・・・まだまだそんな認識が根強く残っている風土もあるかもしれませんが、最近は男性も積極的に育児や家庭に参加している様子が、テレビや雑誌などでも取り上げられますね。
最近でこそ、男性の育児や家庭に対する意識は高まってきていますが、
川島氏は、「イクメン」という言葉がはやる18年も前から家事・育児を始めたそうです。
本書では、
「人生一回きり」
という言葉を強く胸に刻んで、川島氏が実践し体験してきたことがわかりやすく書かれています。
また、現在の日本人の働きかたの現状からなぜ「イクボス」が必要なのか、どうしたら「イクボス」になれるのか、「イクボス」を実現した結果得られる効果まで、細かく章立てて書かれているので、「イクボス」という言葉に抵抗のある管理職のかたでも非常に読みやすいです。
「イクボス」が良い、悪い(自分自身受け入れられる、受け入れられない)はともかく、一回きりの人生をどう生きたいか?というメッセージに焦点を当てて読んでほしいと思います。
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いつまでも会社があると思うなよ!
川島高之 (著)|PHP研究所