働き方・生き方

ビジネスの場で、「あの人デキる」と思われる人材って
どんな能力があるイメージですか。

提案力、発信力、企画力、プレゼン力、創造力、
リーダーシップ、気づき力、かわいがられ力、女子力、
情報収集力、デジタルツール活用力・・・いろいろ挙がります。

そこで、今回ご紹介する書籍は秋山ゆかりさんの
『キャリアアップENGLISHダイアリー（株式会社ジャパンタイムズ）』
で、タイトルの通り“キャリアアップ”のための“英語”の“ダイアリー”です。
このダイアリー、驚くほど濃い内容でした！

英語のワンフレーズが1日ごとに記載されている“だけ”の
英語勉強本ではないのです。

月ごとのテーマ、さらにそれを週ごとに分けた小テーマ5つで構成されていて、
ビジネスシーンを想定しながら1日1フレーズずつ、流れで学んで使うことができます。

たとえば7か月目であればこんな風にテーマがまとめられています。

 

7th　Month　プレゼンテーションであがらない

Week1　イントロダクション

Week2　トランジション（つなぎ）

Week3　クローズ（まとめ）

Week4　質疑応答

Week5　具体的な事例を紹介する

 

さらに7th　MonthのWeek1を覗いてみると・・・

○月1日○曜日　　Welcome.Thank you all for coming today.（皆さん、今日はお越しいただきありがとうございます。）

○月2日○曜日　　I’d like to start by …（まず、・・・から始めたいと思います。）

○月3日○曜日　　Let’s begin by…（・・・から始めましょう。）

○月4日○曜日　　There are several points I would like to make today.（今日はいくつかの点についてお伝えしたいと思っています。）

 

こんな感じで続いていきます。

1日1文、ストーリーの無い文を習得していくのは難しくても、
これならば流れで進めることができる。

そして進めれば進めるほど、楽しくなってきて、
10th Monthでは「パーティでモテるためには…」なんてテーマも設けてあります。

ビジネスの場でも意外と必要な、相手とのアイスブレイク的なフレーズ。
ぜひ身につけておきたいですよね。

英語に苦手意識があるとしても、なんだかできそうな気がしてきませんか。

しかも、すごいのはこれだけじゃないんです。

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、書き（読み）進めるにつれて
英語はもちろん、ビジネススキルの基礎が身につきます。

まさに冒頭で挙げた提案力、発信力、企画力、プレゼン力、創造力、
リーダーシップ、気づき力、かわいがられ力、女子力などなど、

この一冊でまとめてスキルアップできてしまいます！

例えば、先ほどご紹介した7th　Monthであれば「プレゼンテーションスキル」といった具合に、テーマに直結するものもあれば、「この場面でこんな良い言い回しがあったんだ！」と、英語・日本語に限らず勉強になるものまで様々。

ビジネススキルと言えば、ロジカルシンキングも重要項目。

論理的に文を組み立てる能力については、秋山さんはこう語ります。

「実は英語のほうが論理的に話しやすい言葉です。それは、英語は、結論を先に述べ、その後に理由を続ける構造になっているからです」

つまり、英語力を身につけることで論理的思考も一緒に習得することができちゃうんですね。

本著は、ダイアリーとはいえ、曜日は自分で記入できるようになっているので
いつでも始めることができるスタイル。

充実のビジネススキルアップ講座が凝縮されたこの1冊で
「デキる自分」になってみませんか。

 

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