働き方・生き方
HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT 人材育成
柴田励司-ビジネスは変わった、人材はどうだ?
”人事のプロ”柴田励司氏が語る「人材像の再定義」
ビジネス構造や、働き方が劇的に変わる中で、聞こえ始めた声。それは、これからの時代を生き抜くために、今までの「人材像」を変えないといけないのではないのかという声です。「人材像の再定義」なしには、この変化のなかで成長する組織になれないのではないか。そのことに関して、米系コンサルティング会社マーサージャパンの社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社代表取締役COOなどを歴任し、世界中で人材像づくりに携わってきた、株式会社会社Indigo Blueで会長を務め、”人事のプロ”柴田励司氏に語っていただきました。
(※本記事は、2021年2月現在の情報です。)
突然ですが、「人材像の再定義」をしませんか。
コロナ禍で事業そのもの、オペレーション、働き方の見直しをしていますよね。
であれば、求める人材像の再定義をしておきましょう。
これをやっておきませんと、採用、評価、昇格推薦などで現場と経営に齟齬が生まれます。
それだけではありません。会社の根幹にも影響が出ます。(決して言い過ぎではなく)
これからの数年は「バックキャスティング」(現状や課題から未来を考えるのではなく、「ありたい姿/あるべき姿」から逆算で“いま”を考える思考法)でいくべき。多くの識者たちが推奨しています。私もそう思います
ヒトはその組織の「ありたい姿/あるべき姿」に共感すると、その組織への帰属意識が高まります。
帰属意識は、
「そこで一緒に活動したい=働きたい」という想い、
「その組織がプロデュースしている商品、サービスを身近に感じたい=買いたい」という想い、
を抱かせます。
これこそが、その組織のブランドだと私は思います。
組織運営はますます「遠心力型」になります。
上の指示に従って動く、ではなく、一人一人が自分で考え、実践するスタイルです。
そうなったときに、大事なことは「やり方は各々だか、原理原則は共有」です。
この「原理原則」を守り、体現するもの。これこそが、組織が求める「人材像」となります。
これまで、世界中で人材像づくりを長きにわたりやってきました。不思議なことに、業種、業界、国籍、そして時代が変わっても、人材像について語られるキーワードはほぼ共通しています。
自社のブランドを体現する人材のキーワードを経営陣で確認しましょう。その上で、採用、評価など人事諸制度の運用の目線を合わせておきましょう。
そこで、『人材像カード』を使ったセッションを模擬体験していただけるワークショップをオンラインにて開催します。『人材像カード」とは、人材像について語られるキーワードを日本語、英語、中国語で52個選んでカードにしたものです。「人材像の定義」はこのカードをナビゲーションツールとして使いながら行います。
新年度を迎える前に、「人材像の再定義」に関心がある方はぜひご参加ください。
「人材像の再定義」ワークショップのお申込みはこちらから
※参加費はお一人10,000円(消費税別、人材像カードが1セットついてきます。)
講師への講演依頼はノビテクビジネスタレントで!
マーサージャパン社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社代表取締役COOなどを歴任した人事のプロ。株式会社Indigo Blue 代表取締役会長
柴田 励司 講師のプロフィールはこちら