働き方・生き方
HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT 人材育成
【書評】目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと|大林伸安 (著)|明日香出版社 – ノビテクマガジン編集部の本棚
【コラムジャンル】
チーム , デキる部下 , ノビテクマガジン編集部 , 大林伸安 , 明日香出版社 , 書評 , 本棚 , 目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと , 部下指導
2014年12月24日
上司(リーダー)の悩み
上司の悩みの多くは、部下への関わり方や部下の指導に関することです。人事部としても、上司としても、組織を強くしていくために、部下をいかに「できる部下」に成長させていくか大きな課題です。そして組織からは、今いる人数(戦力)で、より高い成果を出すことを常に求められます。
高い成果を出すために、部下の人数を増やし、チームの売り上げを増やすという考え方もあるでしょう。しかし、メンバーが多くなれば人件費も増えるので、求められる成果も高まります。そうした中で、部下たちが期待通りのパフォーマンスを上げられなければ、上司のストレスも、さらにたまってしまいます。
では、あなたのチームが今よりも成果を上げていくためには、どうしたらいいのでしょうか?
それは、「今、チーム内にいる部下を『できる部下』に変えるしかありません。
本書に書かれた内容は、私がこれまで管理職に一人として、部下指導に失敗し、悩み、反省して、試行錯誤の中から少しずつ改善し、実践してきたことです。
部下育成に絶対の方法はありません。まずは、一人ひとりと真摯に向き合うことがとても大切です。
Amazonへリンク
目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと
大林伸安 (著)|明日香出版社
「できる部下」とは具体的にはどんな人なのでしょう?
その条件は3つです。
1つ目の条件は『主体性』です。自ら考え、目標を設定し、達成するための行動と創意工夫ができる人材です。これは、「できる部下」に求められる能力の筆頭です。
2つ目の条件は『期待値以上』です。周囲から期待されている役割を理解しておりまた、その期待以上のアウトプットを出せるスキルを持った人材です。
3つ目の条件が、「自己成長」です。主体的に学び、経験を通じて成長を遂げていく人。日々の仕事から得た経験を、次の仕事に生かしていける人です。
部下をこうした人材に育てるには、自力でPDCA(Plan・Do・Check・Act)のサイクルを回す習慣を身につけさせることが大切です。できる部下は仕事の中で、目的を理解し、自ら目標を設定し、その目標を達成するため常に何を優先しなければならないか考え、創意工夫をします。
部下の指導は簡単ではありません。しかし、特別なノウハウが必要というわけでもありません。基本的な知識を学び、部下の心を動かす方法を徹底して実行すれば、道は開けます。
そのための視点や、部下との関わり方をまとめ、皆さんにお伝えしているのが、この「目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと」です。
Amazonへリンク
目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと
大林伸安 (著)|明日香出版社
講師への講演依頼はノビテクマガジンで!
働き方、マネジメント、コミュニケーションの講演テーマが人気です。株式会社ノビテク 代表取締役 大林伸安 講師のプロフィールはこちら