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2018年05月

2018年05月30日

岡田晃講師の新著「明治日本の産業革命遺産」が発刊!

経済評論家・大阪経済大学客員教授 岡田晃講師の著書が発刊されました。

 

『明治日本の産業革命遺産』書影(帯カバーあり)

明治日本の産業革命遺産
ラストサムライの挑戦!技術立国ニッポンはここから始まった

(集英社)

帯には

「ラストサムライの挑戦!技術立国ニッポンはここから始まった!
「日本の奇跡」と言われる明治の近代工業化の礎は、江戸時代末期のサムライたちによって準備されていた。製鉄、造船、石炭産業などの現場では、政治の対立を超えて協力し、奔走する人々の熱いドラマがあった!」

と印刷されています。

本書は岡田氏が兼ねてより提唱されている「歴史から日本経済の復興を学ぶ」エッセンスがふんだんに込められており、当時の日本人の志に胸熱くなること間違いないでしょう。

岡田氏からもメッセージをいただきました。

「「明治日本の産業革命遺産」は幕末から明治にかけて日本が近代化していった発展の跡を示す産業遺跡群で、2015年に世界遺産に登録されました。
軍艦島、松下村塾、旧グラバー住宅、韮山反射炉など、全国8県にまたがる23の施設が一括して世界遺産に登録されています。私はこの世界遺産登録を目指す運動にかかわり、地元自治体や関係企業などが結成した「産業遺産国民会議」の設立発起人の一人となっていました。そのようないきさつから本書を出版しました。
同遺産の中には、三菱重工業長崎造船所、新日鉄八幡製鉄所などの一部工場など、100年以上経った現在でも稼働している施設も含まれており、現在の日本のモノづくりの技術がこの時代に基礎が築かれたことを物語っています。まさに同遺産は日本経済の原点であり、経済復活を目指す今日のわれわれにも元気を与えてくれる存在です。
本書ではそうした視点から、各施設の内容を紹介するとともに、それらの建設に携わった当時の人たち=ラストサムライたちの奮闘を描いています。」

資料としても価値があり、現在の世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を撮影したカラー口絵のほか、本文中にも昔の貴重な写真や資料が満載!保存版にしたい1 冊です。

【目次】

  • はじめに ― 明治一五〇年が教える“日本の底力” ―
  • 第一章 “ 西郷どん”や“五代様” を育てた薩摩藩・島津斉彬の挑戦 ― ピンチをチャンスに変えたリーダー ―
  • 第二章 志士の息吹を今に伝える長州・萩 ― 吉田松陰から伊藤博文へ ―
  • 第三章 実は近代化のトップランナーだった佐賀 ―「 地方創生」の先駆け ―
  • 第四章 知られざる“ 近代化の父” 江川英龍 ― 改革に命を捧げた伊豆の代官 ―
  • 第五章 陰のプロデューサー、トーマス・グラバー ― ”近代化特区” となった長崎 ―
  • 第六章 長崎から世界へ ― 造船大国ニッポンの船出 ―
  • 第七章 反射炉から釜石、そして八幡へ ― 産業革命の主役「鉄」 ―
  • 第八章 産業革命のエネルギーを支えた石炭産業 ― 育ての親・團琢磨 ―
  • おわりに ― 日本経済再生に向けて ―

 

是非、お手に取ってご覧ください。

 

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岡田 晃経済評論家・大阪経済大学客員教授
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